Amazonせどりの始め方|初心者でも失敗しないノウハウを徹底解説
「Amazonせどりってどうやって始めればいいんだろう…」
「せどりで本当に稼げるの?」
Amazonせどりに興味があるけれど、具体的な始め方がわからない、本当に稼げるのか不安という方は多いのではないでしょうか。
確かにAmazonせどりは準備することも多く、アカウント停止などのリスクもあるため、始めるのをためらってしまう方も多いと思います。
特に初期費用や必要な許可証、効率的な仕入れ方法など、わからないことだらけですよね。
結論からお伝えすると、Amazonせどりは正しい知識と手順で始めれば、十分に収入を得られるビジネスモデルです。
この記事を読むことで、
- Amazonせどりの基本的な仕組みと特徴
- 具体的な始め方と必要な準備
- 効率的に利益を出すためのノウハウ
- 初心者が陥りやすい失敗パターンと対策
について、詳しく理解することができます。
現役のせどらーとして、子育てしながらも月20万円を稼いできた経験を活かして、初心者の方でも実践できる具体的な方法を解説していきますね。
この記事を読めば、Amazonせどりを正しく理解して始められるだけでなく、効率的な仕入れと販売で安定的な収入を得られるようになります。
継続的に月10万円以上の収入を得ることも、決して無理ではありません。
Amazonせどりとは?初心者向けの基礎知識
Amazonせどりとは、商品を安く仕入れてAmazonで適正価格で販売し、その差額で利益を得るビジネスモデルです。
Amazonは日本最大級のECプラットフォームで、月間4,700万人以上が利用しています。また、Amazonの物流代行サービス「FBA」を使えば、在庫管理や発送作業も効率化でるでしょう。
では、Amazonせどりの具体的な定義や特徴について詳しく見ていきます。
Amazonせどりの定義と特徴
Amazonせどりは「安く仕入れた商品をAmazonに出品して利益を得るビジネス」です。
主に以下の2つの仕入れ方法があります。
■実店舗で商品を仕入れる方法
ドラッグストアや家電量販店などで、セール品や特価品を見つけて仕入れる
おすすめ商品:日用品、家電製品、おもちゃなど
■オンラインショップで商品を仕入れる方法
楽天市場やYahoo!ショッピングなどで、ポイント還元を活用して安く仕入れる
おすすめ商品:PC周辺機器、書籍、コスメなど
また、仕入れた商品は販売する方法は、2つから選ぶことができます。
■自己発送
- 商品を自宅で保管
- 注文が入り次第、自分で梱包・発送
- 手数料が安い分、利益率を高められる
■FBA(フルフィルメント by Amazon)
- Amazonの倉庫で商品を保管
- 注文後の発送をAmazonが代行
- 手数料は高いが作業の手間を削減できる
初心者の場合は、まず少量の商品から始めて、徐々に取扱量を増やしていくのがおすすめです。
Amazonせどりのメリット・デメリット
Amazonせどりには、メリット・デメリットがあります。
ビジネスを始める前に、しっかりと理解しておきましょう。
メリット | デメリット |
---|---|
少額から始められる(10万円程度) | 商品価格の変動リスクがある |
在宅で副業として始められる | 販売手数料がかかる(約15%) |
FBAで作業を効率化できる | アカウント停止のリスクがある |
Amazonの集客力を活用できる | 競合が多く価格競争が激しい |
24時間販売が可能 | 在庫の保管場所が必要 |
特に注目したいメリットは「FBAで作業を効率化できる」です。
FBAを利用すれば、商品の保管から発送まで全てAmazonに任せられます。
時間に制約がある方でも、効率的に運営できるのは助かりますよね。
一方で、最も注意が必要なデメリットは「アカウント停止のリスク」です。
Amazonの規約違反や不適切な商品を扱うと、アカウントが停止される可能性があります。
Amazonせどりの始め方
Amazonせどりを始めるためには、適切な準備と手順を踏む必要があります。
まずは必要な道具や許可証をそろえ、その後Amazonの出品用アカウントを作成しましょう。
また、アカウントには「大口出品」と「小口出品」の2種類があり、販売予定の商品数に応じて選択します。
それでは、Amazonせどりを始めるために必要な準備から詳しく見ていきましょう。
事前に準備すべきもの
Amazonせどりを始めるために、大きく分けて「必須アイテム」と「あると便利なもの」の2種類があります。
- パソコン:商品登録や在庫管理に使用
- スマートフォン:店舗での価格リサーチに活用
- 古物商許可証:中古品を扱う場合に必要
- プリンター:商品ラベルや納品書の印刷用
- 専用口座:売上金の受け取り用
- クレジットカード:仕入れ資金の決済用
- 取引明細書:過去180日以内のもの
- リサーチツール:商品の相場や利益率を確認
- バーコードリーダー:商品情報を素早く読み取り
- 梱包資材:段ボール、緩衝材、テープなど
- ラベルシール:FBA納品時の商品ラベル用
特にリサーチツールは、作業効率を大幅に向上させる重要なアイテムです。
初期費用は比較的手頃な価格で、利用しやすいですよ。
アカウント登録の手順
Amazonの出品用アカウント登録は、以下の手順で行います。
登録完了まで2〜3営業日ほどかかるため、早めに始めることをおすすめします。
- 小口出品:月間49点以下(月額無料+販売手数料)
- 大口出品:月間50点以上(月額4,900円+販売手数料)
- 事業登録地
- 事業形態(個人/法人)
- 運営責任者の情報
- 銀行口座情報
※引用元:amazon seller central
なお、登録後は以下の点も必ず確認しましょう。
- 出品規約を確認
- 販売手数料を確認
- FBAの利用有無を検討
- 商品リサーチの開始
アカウント登録が完了したら、いよいよ商品の出品に向けた準備を始めていきましょう。
Amazonせどりで稼ぐためのノウハウ
Amazonせどりで安定的に利益を出すためには、正しいノウハウを身につけることが重要です。
初心者がつまずきやすいポイントは「売れる商品の選び方」と「仕入れ先の見つけ方」です。
2024年のAmazonでは、出品者間の競争が激化しています。そのため、利益率の高い商品を見つけ、効率的に仕入れるスキルが求められるでしょう。
まずは、Amazonせどりで売れる商品の選び方から詳しく解説していきましょう。目利き力を養うことで、安定した収入につなげることができますよ。
Amazonせどりで売れるもの選び方
Amazonせどりで売れる商品を見つけるには、以下の3つのポイントを押させることが重要です。
1、売れ筋商品を検索する
■Amazonランキングを活用する
Amazon公式のランキングをいつでも確認することができます。
各カテゴリーごとに有料TOP100、無料TOP100を確認できる
引用元:Amazon
■リサーチツールを活用する
リサーチツールには無料・有料があるので、ご自身の状況に応じて使い分けましょう。
■無料版
- Keepa:Amazonでの商品の価格変動を自動的に追跡するブラウザ拡張機能
- ERESA:Amazon.co.jpとAmazon.comで販売されている20億以上の商品データ(出品者、価格、ランキング推移など)を無料で閲覧できるツール
- セラースプライト(無料版):Amazonで販売されている商品の検索数や販売実績、競合の売上などを調査するツール
■有料版
- Helium 10:季節的な傾向や収益予測などの主要な測定基準を視覚化し、製品の成功率を分析できるように設計されたeコマース・ソリューション
- セラースプライト(有料版):Amazonで販売されている商品の検索数や販売実績、競合の売上などを調査するツール
- Arrows10:月間販売数の推定やAmazon検索ボリュームの分析など、Amazonの出品者向けのSEO分析ツール
2、利益率を確認する
売り上げが増えたとしても、利益が出ていなければビジネスを継続することは難しいです。
そこで利益率をの目安を設定する必要があります。
- 最低利益率:20%以上
- 目標利益率:30%以上
最初は仕入れ単価が1,000〜5,000円で、手数料や送料を考慮しても利益が出る商品を選びましょう。
3、競合状況の分析
販売する商品が決まれば、競合分析を行いましょう。
なぜなら、競合が多いとどんなに売れている商品でも、価格競争で負けてしまう可能性があるからです。
競合分析する際は、以下の点を考慮しましょう。
- 出品者数が10社以下
- 価格競争が激しくない
新規参入の余地がある競合が少ない商品は、価格を維持しやすく安定した利益が見込めます。
以上、3つのポイントを意識することで、効率的に商品選定ができるため、失敗のリスクを減らすことができるでしょう。
Amazonせどりで失敗しないための重要ポイント2選
Amazonせどりで失敗しないためには、「よくある失敗パターンを知ること」と「アカウント停止を防ぐこと」の2つを覚えておきましょう。
2024年のAmazon市場では、出品者が増加する一方で、アカウント停止のリスクも高まっています。そのため、適切な対策を講じることが、ビジネスを継続する上で重要になっています。
まずは、初心者がよく陥る失敗パターンについて具体的に見ていきましょう。
ポイント①初心者がやりがちな失敗パターンを知る
Amazonせどりで初心者がよく陥る失敗パターンは、3つあります。
リサーチ不足で売れない商品を大量に抱えてしまった
■原因
- 市場調査が不足していた
- 根拠のない自信で購入した
- 季節性を考慮していなかった
例:需要期ではないオフシーズンに大量購入
■対策
- 売れ筋ランキングの確認
- リサーチツールの活用
- 少量からのテスト販売
始めたばかりの頃は、スモールビジネスを心がけ、不良在庫を抱えないようにしましょう。
手数料や送料を考慮せず赤字になってしまった
■原因
- 各費用を把握していなかった
例:FBA手数料・販売手数料・保管手数料・配送料・仕入れなど - 利益計算のあまさ
- キャッシュフローが管理できていない
■対策
- 事前の収支シミュレーションを徹底する
- 利益計算ツールの活用
まずは、利益の計算方法を確実に覚えましょう。
各経費を見越した販売価格にしなければ、利益を出すことはできません。
販売量を急激に増やしたため、在庫と資金の管理が追いつかなくなる
■原因
- 在庫スペースが足りない
- マンパワーが足りない
例:配送作業が間に合わないなど - キャッシュフローの管理が甘く、資金がショートする
■対策
- 段階的な事業拡大
- 適切な在庫管理
急いで事業を拡大しようとすると、リスクが伴うことも把握しておきましょう。
ポイント②アカウント停止を防ぐための注意点を知る
アカウント停止は、Amazonせどりを行う上で最も警戒すべきリスクの1つです。
主な停止要因と対策について理解しておきましょう。
【アカウント停止につながる主な要因】
- 商品状態の誤表記
例:傷があるにも関わらず記載していなかった - 偽造品・模倣品の販売
- 不適切な商品説明
例:過度に誇張した表現、Amazonのポリシーに反する表現など
- 発送遅延の多発
例:在庫切れ商品の販売、繁忙期の注文増加に対応できていないなど - 配送中の商品破損
- 誤発送の頻発
例:同梱する際に商品や送り先を間違えてしまったなど
- 顧客対応の遅れ
例:クレームに24時間以内に返信していないなど - クレーム対応の不備
例:お客様への敬意を欠いた言葉遣いなど - 返品対応の不手際
例:返品対応が遅い、返金処理を速やかに行っていないなど
以上のアカウント停止要因から、自分たちの身を守るためにも、防止策は欠かせません。
- 商品が本物か必ず確認する
- 商品状態を正確に記載する(嘘は書かない)
- FBAを活用して配送ミスを防ぐ
- 顧客からの問い合わせには迅速に対応する
アカウント停止を防ぐ最も効果的な方法は、Amazonの規約を順守し、顧客満足度を高めることです。
当たり前とされていることを、当たり前に行っていれば、アカウント停止になることは少ないでしょう。
まとめ:Amazonせどりの始め方を正しく理解すれば、月10万円は夢じゃない!
今回は、Amazonせどりの始め方から具体的なノウハウまで、詳しく解説してきました。
Amazonせどりを成功させるためには、以下の手順で進めることが重要です。
- Step①:必要な物をそろえる(パソコン、スマートフォン、古物商許可証など)
- Step②:Amazonの出品用アカウントを作成する
- Step③:リサーチツールを活用して売れる商品を見つける
- Step④:適切な利益計算のもと、仕入れと販売を行う
Amazonせどりは、正しい知識と手順で始めれば、副業として十分な収入を得られるビジネスモデルです。
特に、Amazonの物流代行サービス「FBA」を活用することで、効率的な運営が可能になります。
初心者の方は、まず少額から始めて、徐々に規模を拡大していきましょう。
今後も、Amazonせどりで成功するためのノウハウをご紹介していく予定です。
ぜひ、次回の記事もご覧ください。
また、Amazon以外にもいろんなせどりについてご紹介していますので、良かったら見てくださいね。